みたらし団子を発祥の地でみたらし団子を楽しむ
みんな大好きあの甘辛いタレの美味しい"みたらし団子"
あまり知られていないかもしれないのですが、実は発祥の地は実は京都なんです。
世界遺産にもなっている有名な下鴨神社。
下鴨神社は境内をたくさんの木々で囲まれています。
そこにある糺の森。その糺の森にある"みたらし池"から湧き出す水の泡を形取って作られたのが"みたらし団子"
そういえば、境内を流れている御手洗川は普段は水が流れていないのに、土用の丑の日が近づくとなぜか水が湧き出てくるらしく、この現象は「京の七不思議」なのだとか。
下鴨神社のお膝元・風情ある雰囲気
その下鴨神社の西側に、今回ご紹介する創業1922年の老舗茶屋・加茂みたらし団子(かもみたらしちゃや)さんがあります。
赤い提灯が縦に並んで加茂みたらしと書かれているのが目印。
縦に並んでいるからみたらし団子みたいに見えちゃいます(笑)
店内はそれほど広くないのですが、ちゃんと机で椅子があり、ゆっくり座ってお団子を楽しめます。
外のお庭にも食べるスペースが◎
赤い番傘がまた風情がありあって良い感じです。
みたらし団子の刺さり方に注目!
みたらし団子は小さめのお団子が5つ刺さり3本つき。
黒砂糖ベース砂糖醤油が甘すぎず、お店で焼いて少し焦げ目のついたお団子◎
香ばしい香りに包まれています。このお団子タレが絡まりたまりません...
そしてこちらのお団子、見た目が少し普通と違います。
5つのお団子が連なっているんではなく、先端に1つお団子がつき、少し間が空いて4つの団子が連なってます。
そろばんを思い浮かべる人も。
どうしてこんなふうになっているかというと、昔、後醍醐天皇が参拝の際、御手洗池で水をすくおうとした際に1つ大きな泡がでて、続いて4つの泡が出てきたらしいです。
もう1つ言われているのが串に刺さった団子を人間の体五体に表しているのだとか。
1つ離れたところが頭で残り4つが四肢。お団子を厄除けの人形として祈願後おうちに持ち帰り食べたことに由来しているらしいです。
メニュー
みたらしいそべ焼き
ぜんざい
わらび餅
みずあめ
雑煮
小倉白玉
あべかわもち
甘酒
クリームあんみつ
フルーツみつ豆
アイスコーヒー
紅茶
オレンジジュース
グリーンティー
その他メニューあり。 夏季限定で豊富なかき氷メニューもあります。
お持ち帰りのお団子は五本から5個刻みであります。
いつの時代も変わらない"みたらし"の文化
下鴨神社は多くの観光客が訪れる京都でも特に人気の観光名所。
そんな人気観光地の側に地元の方々から長く愛される名店が点在するのも京都の醍醐味。
是非、みたらし団子発祥の地で元祖みたらし団子を食べて腹ごしらえし、世界遺産・下鴨神社を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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店舗情報
・店名 加茂みたらし茶屋 (かもみたらしちゃや)
・ジャンル 甘味処、かき氷、和菓子
・住所 京都府京都市左京区下鴨松ノ木町53
・交通手段
京都市バス 下鴨神社前下車すぐ
出町柳駅から1,029m
・営業時間
9:30~19:00(lo18:00)
・定休日
水曜日(祝日営業)
・席数
30席
・個室
無
・禁煙・喫煙 分煙
喫煙はテラスのみ。
・駐車場
無